私、
ゴジラXコングを初日に見てきたんですよ~!
感想は…
「またこんなトンデモなゴジラ映画か~」というガッカリ感と
「怪獣がいっぱいプロレスしてる!」という
イケイケ感が入り混じって凄く複雑な気持ちになったのです…
私は子供の頃からゴジラが大好きで、全作見ているとどうしても
「やはりこの時期の
ゴジラ作品はヤバイ」という時期があるのですよ。
それが70年代のゴジラシリーズで
「地底王国」とか、
「怪獣タッグ戦」とかやってる
「ゴジラ対メガロ」の時期で、その映画はジェットジャガーというロボットが「正義の心だけで等身大から巨大化する」という、
滅茶苦茶な「トンでも映画」展開が、
本当に「ヤバイ」わけです。
70年間もやっているシリーズなのでそういう変な時期があるのも仕方ないのですが…
今回はその
「ヤバイ時期」の作品を強烈にリスペクトしている作りなので、
「ああ~あの時代のゴジラすらリスペクトされるまでになったのか!?」という
嬉しくもあり、悲しくもある凄く複雑な気持ちになったのですよ~。
以前にアメリカの歴史学者が書いた
「ゴジラとアメリカの半世紀」という本を読んだところゴジラはアメリカで
いつも再放送されていて、「変な吹き替え」と「チープな怪獣バトル」
をアメリカの子供たちは凄く楽しんで見ていたらしいのですよ。
ある人は
「子供の頃おばあちゃんと、ゴジラ映画を観てました、今でもゴジラを見るとその楽しかった子供時代を思い出します」みたいに語ってたりするので、
もうあの変な時代のゴジラすらも
「アメリカ人の楽しかった思い出」になっているわけです。
長い歴史のあるシリーズというのは本当に深いな~と思いますよ。
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