私、
「ジャンポールベルモンド特集」というのを見に、新宿武蔵野館にいったんですよ。
私はこの俳優さんの映画は「勝手にしやがれ」とかのゴダール映画とか、たまたま見た
パトリス・ルコントの「ハーフアチャンス」という映画でしか見たことなかったんですよ。
この映画の特集をラジオの「アフター6ジャンクション」で聞いて
私の生まれる前の時代の映画なんで、どんな感じなのか?
と思いながら。見てきましたよ。
「大頭脳」という作品を。
まあ…「
ルパン三世」の元ネタといわれるだけあって、「そのまんま」ですよ。
この映画をアニメとか漫画にすると「ルパン三世」になりますよね。でもね…
私的には
「ちょっと…今一つ不満」んですよ。
なぜかというと、この映画の
ギャグのセンスがフランス映画の「タクシー」にそっくりなんですよね~
「タクシー」を見た方なら分かると思いますが…
とにかく「ベタベタなギャグ」の連続なんですよ。
私はああいう
「フレンチのベタベタなギャグ」が苦手なんですよ。
これを見てやっと
「タクシーのあのベタベタなギャグ」の元がわかりましたこれがあるから、「タクシー」があるんですよ。
これを子供の頃に見たから、リュック・ベッソンのアクション映画のギャグは、あんなにベタベタなんですね…もう…これで落ち込んでしまって…「せっかく新宿まで来たのだから、何か他に得るものはないのか!?」
と紀伊国屋書店に寄ったわけです。
そこでたまたま手にとった本が
「肌塗の秘訣」です
絵の技法書とかは最近買わなかったんですけど、
何か気が向いて久しぶりに買ったんですよ。
これね~
最初から凄く、初心者には描きにくい技法をぶつけて来るので
結構、上級者向けです。
そもそも色の塗方が「後でクライアントから修正指示があった時用に、いくらでも色修正できるように」作られた特殊な
ゲーム系色塗りの方法論なので
イラストレーターの描き方とも違う、
特殊なやり方をしてるんですよ。
絵の初心者がいきなりこれを教えられたら、結構混乱すると思いましたよ。
一回読んで、ほぼ同じ絵を再現できたので、「ああ…2200円ぐらいしたけど、買って良かったな~。
この値段でこのやり方を覚えられたのなら、安いものだ~」
と思いましたよ。
私の描き方とはかなり違うので
、凄く参考になりましたよ~