忍者ブログ
サイコホラー映画!?
いやあね~
バート.l.ゴードンという何でも巨大化させるのが好きな映画監督がいたんですよ~

私は結構昔のダメ映画とかが好きで良く見てるんですけど
この監督が50年代に作った「戦慄プルトニウム人間」という…人が放射能をあびて巨大化する映画があるんですけど…これがとにかく凄いんですよ

普通に考えると映画で「巨大な人」を描くには「合成」するか「ミニチュアで普通の人が演技する」「ストップモーションアニメ」「CG」「遠近法ごまかし」しか表現方法は無いんですけど…この人の映画の場合は
「二重露光」というありえない方法を使うわけですね~

「二重露光」というのは未現像のフィルムを巻き戻して「もう一回撮影」するというもので
そうすると暗い部分よりも明るい部分の方が優先的に露光するため…まあ…二重映しになるという映画黎明期の原始的なフィルム合成手法なんですけど…

そのせいでプルトニウム人間の巨人は実景と合成されたシーンでは、「妙に明るい露光過多」な感じで画面に映っているわけですよ(笑)
私はDVDでこれを見た時「これでも大ヒットしたのだから、これを許した昔の人は豪快だな~」と凄く感心した記憶があるんです

「そういえばこの監督はいつごろ死んだのかな?」と思いIMDBで何となく検索したら…

な…なんと…この人96歳で…まだ生きてて、しかも2015年に新作ってますよ!!?
もう100歳近い人がサイコホラー映画って…

凄い…凄すぎますよ
さすがはあのプルトニウム人間を作った御大だけの事はありますよ~

何か凄く嬉しくなって、元気を頂いた気持ちになりましたね~
PR
【2018年06月11日09:51 】 | 未選択 | コメント(4)
<<1000円で10年分が来ました… | ホーム |ゲゲゲの鬼太郎 11話>>
コメント
映像を観たら
映像を観たら結構違和感が無いですね。
当時としてはこれで十分なような!?
それにしても96歳で新作を作るとは凄いですね。
【2018年06月11日 17:11】| | ピラミッドハウス #9a6c66d6ae [ 編集 ]
いやあ…酷いところは酷いですよ
>>ピラミッドハウスさん

>当時としてはこれで十分なような!?

良く出来ている所だけ見ると、まあまあに見えるかも知れませんけど、この映画のヤバイ部分は本当にヤバいんですよ~
何か真っ白な人が合成されていて凄く変なんですよ~(笑)
【2018年06月12日 02:43】| | 電影工作所 #294d1910e9 [ 編集 ]
こんにちは
映画って昔の方が好きですね~
今気巨額の予算・最新CGで大迫力、ちょーう綺麗!
そんなのばかりで…
監督やスタッフたちの創意工夫で生み出された小宇宙の方が夢とロマンを感じます、初期スターウォーズも手作り感MAXの味わい、アルゴ探検隊の大冒険 みたいのもCGだったらなにも面白くないですからね~
プルトニウム人間気になります(*´ω`*)
【2018年06月13日 02:45】| | ISAmu. #6fc498d4de [ 編集 ]
味がありますよ~
プルトニウム人間は今見ると凄くチープな出来なんですけど…でもこの映画って脚本も監督も特撮も全部ゴードンさんが一人でやっているという…
普通では考えられない作りなんですよ!
お手製の味というか、そういう魅力が沢山ある作品ですね~
【2018年06月13日 10:12】| | 電影工作所 #294d1910e9 [ 編集 ]
コメントの投稿













前ページ| ホーム |次ページ

忍者ブログ [PR]