私、アマゾンで買い物した時に…何かで「アマゾンプライム」とかいうのに入っちゃったんですよね～
毎月４００円ぐらいかかるんですけど、割と映画とか新作アニメとかもあって、それらが無料で見れるので「まあ、損な感じもしないからいいか」
とそのまんまにしてあるんです

それで最近…アニメの「美味しんぼ」を一話から見始めたんですよ～
私はグルメ漫画マニアで美味しんぼも全巻持ってましたからね～（昔に全部ブックオフに売りましたが）

しかも私は勉強とかは苦手なくせに「ストーリーの記憶力」だけは異常に良くて
１０年前に見た漫画のキャラクターのセリフとかも何故か覚えてるんですよ

だからアニメの美味しんぼを見ていても「ああ…ここセリフ変えたんだ！？」とかすぐに分かるんです。
それで見ていて凄く「割りの良い仕事だな～」と思えたのが「脚本家の仕事」ですね～

このアニメはほぼ「原作通り」で、脚本家の仕事といえば「尺の調整」ぐらいしかやる事ないので
凄く楽というか…ほとんどやる事ないはずなんですよ


でもそうなると脚本家としても「忸怩たる思い」もあるんじゃないかな～とも思うのですよね

そう思いながら見た第４４話の「フォン・ド・ヴォー 」。
この話は原作でも「オチ」とかも割と落語的に綺麗にきまっていた方の話なので、完璧にセリフも展開もおぼえてたんですよね

内容としては…
確か山岡が同僚の結婚式の時に出る料理の味を見にいくんですが「何故かソワソワしている」そして
その理由が「昔そのレストランで騒いでいる客に注意して喧嘩になり、店をメチャクチャにした」
という事で、その後は当然のようなグルメ漫画展開で山岡の料理知識でそのレストランは危機を脱するわけですが
最後にその店のシェフが「今になってみると山岡さんは貧乏神じゃなくて福の神だったんだね」
みたいな会話があり栗田が「もちろんですよ、だって貧乏神って人の行く先々に不幸を用意する仕事でしょ？、ぐうたらな山岡さんにはとても務まりません！」

みたいに言って「コラー」みたいに山岡が怒る、そして終わり。のはずだったんですよ。

それがこのアニメ版だと「レストランでソワソワする山岡」の描写がなくて
「あれ？ここが一番重要な部分なのにカットしてる？それじゃオチはどうするの？？」と思い
見ていたら…
この話は全くオチも何もなく終わったんですよ？？？

別に尺をとる部分でもなくて、割と料理シーンで尺稼ぎしているアニメなので、なぜあえてあのシーンを切ったのか理由が全く分からないんですよ？
「もっと面白いオチ」があるんなら良いですけどね、特に良いオチも考えられなかったのであれば「脚本家が仕事しましたアピール」みたいな改悪は本当に良くないですよ～。